おお!、こ、これは、、、、、!!!。
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そ、それもに、二台見える、、。
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ホントに二台“X”が並んでいる。 つまりXX(ダブルエックス)?。 いやいや、それではセリカになってしまう。(汗) オーナーはこれで一体何をしようと言うのか?。 ひょっとしてDJ?。 う〜ん、SL−1200系二台並びというのは よく目にするが、X二台並びというのは初めてだ??。
GTの会会員でもあられる Pippinさん宅を襲撃して参りました。 いや〜、しかしGT−2000Xの二台横並びなんて 一生の内そうそうお目に掛かれるものではないだろう。 感激した。
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GTー2000X二台については もはや説明の必要もない。 GTラックの中に納まるのは C−2X、B−2Xのペアー。 更にL−02T、DRAGON が見える。 CDプレーヤーはGT−CD1。 スピーカーは写真ではわかりにくいが JBL4311。 その上にちょこん、と載っているのは AURATONEの5C。
Pippinさんもキャリアのあるオーディオ好きであられる。 GTの会に登録頂いたのは9月の末。 その頃はGT−2000Xと限定再生産の GT−2000の二台使いだったのだが (それでも充分凄い) よっしーがお邪魔する直前に GT−2000Xが一台増えてしまったのだ。 ほとんどお目に掛かれないXを 一度に二台見ることが出来て よっしーは有頂天であった。 念のためにGT−2000Xの諸元だが ’85年登場。 GT−2000(’82年登場)の強化バージョン。 34万円。 強化されたのは @キャビネット。 オリジナル2000の5層に対して6層。 正に“分厚い”キャビネットとなった。 仕上げはリアルウッドのアメリカンウォルナットで ポリエステル塗装。 (この仕上げは勿論YAMAHAピアノからの フィードバック) Aモーターシャフトと軸受けの強化。 シャフトの直径は20oと倍増。 BGT−2000ではオプション扱いだった YSA−1を標準装備。 *この他にディスクスタビライザーYDSー8(850g) も付属。
改めて、GT−2000Xとは何だったのか?。 重量34sはさすがだが、 ノーマルのGT−2000でも28sは確保している。 YSA−1標準装備とは言うが、これは4万円出せば GT−2000にも装着可能。 実質的に外装の変更と軸受けの強化だけで 価格倍増とは許せない?。 いやいや、冗談。というか敢えて以上を書いてみたが 意味はない。 意味がないとはいかなる事か?。 そう、単純にCPを考えるならGT−2000の方が 圧倒的に高い。 *重量だけ考えても、2000Xが1万円/sなら オリジナルの2000は5000円/1sだ。 (肉じゃあるまいし?。笑) だがしかし、CPなど持ち出す事に 既に意味がないと言いたい。 時既に’85年。 CDの登場から3年目。 時代がデジタルに勢いよく流れて行くことは メーカーもユーザーもわかっていた。 そんな中、最後のモニュメントとして この頃各メーカーからアナログ最後を飾るべく 様々なステータスモデルがリリースされた。 ヤマハの場合はGT−2000をベースに それを果たした。 それがGT−2000Xなのだ。 「これが最後」、の万感の思いを込めた 記念碑。 そこにはCPもくそもない。 (内容からすれば、それでもハイCPだ) 17年の時を経て、“X”は燦然とその名を歴史に残している。
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よりによって(笑)二台とも SAEC WE−407GTアームを搭載している。 何とも贅沢な構成で 思わず石を投げる人が続出しそうだ?。 仕方ない。物は強く思う人の所に集まるものだ。 AE SAECから発売されたこのアームは 当時75,000円。 名器407/23の流れを汲むものである事は明白だが 407GTは、その名の通りGTプレーヤー専用モデルなので 有効長258o(オリジナルは233o)、 全長339(最大349)oとセミロングサイズになっている。 又、オーバーハングは9o(オリジナルは12o)。 付属シェルはULS−2Xで、407/23のULS−3Xとは異なる。 セミロングアームとなったため、自重の重い3X(18g)を 標準装備にしてしまうと機械インピーダンスの点で 問題が出て来る為の 措置と考えられるそうだ。 ちなみに2Xは自重9,5g。 特殊軽合金2,5o厚を強化成形。 更にチタン合金との複合強化が計られている、 これも優れたシェルだ。 407GTの適合カートリッジ重量は シェル込み15,5〜32、0g(サブリング使用時)。 アームベースは砲金使用。
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お話しによる。 もちろん文責はよっしーにあります。 後日頂いた407GTの分解写真↑もお楽しみ下さい。 いや〜、ホンマに涎が出ます、、、。 続く。
あんまりお宝グッズが続くと目の毒だが 仕方ない?。
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説明の必要もないだろうが 砲金ターンテーブルである。 重量18s。 正に王者の風格?。 いやはや、あらためて物凄い物を ヤマハは作ったものだと思う。 標準のターンテーブルでさえ5,8sもあるのに、 こうなると正気の沙汰ではない。 実際持ち上げようとすると 相当の気合いが必要である。 軸受けは大丈夫か?と尻込みする人が 続出したのも無理はない。 当時の記事によると、ノーマルのGT−2000でも 30sまでは大丈夫との結果が出ていたらしいが、 それでもちょっと気になる重さである。 実売はどれくらいあったのか?。 何しろYGT−1だけで12万円である。 GT−2000本体が13万8千円。 うむむむ、、、、。 尚、YGT−1の上に載っているスケールが おわかりだろうか?。 YSA−1用のゲージなのだが、 プラスティック製の物はGT−2000Xにしか 付属していない。 これもある意味貴重品だ。
しまい込んでおられるのだが これは軸受けを心配されてではない。 さすがのXも砲金ターンテーブルを載せると 足下の弱さが隠せないとおっしゃる。 剛体の脚の必要性を痛切に感じたが さすがにYPB−1(ピンポイントベース)は お持ちでなかった。 そこでY31プロジェクトに用命された結果生まれたのが Y31PB−1である。 GTプレーヤーへの装着画像は 本邦初公開?。
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ここまでやったら文句はないだろう!? って思わず言いたくなる位決まっている。 いや〜、これは格好良い。 ほとんどパーフェクトワールドである。 Y31PB−1装着の画像は 訪問時のものではなく、後日Pippinさんから お送り頂いた物だ。 装着後の音は残念ながら拝聴出来ていないわけだが 当然良い方向に向かわれたらしい。 憎らしい。 あ、違った。 羨ましい、、、。(笑)
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