そう言えば、、、 と思い立って、ネッシーのツイーターを交換してみた。 JBLの075があったのだが、放りっぱなしにしてあった。 (何とバチあたりな、、。) 取り敢えず、フォステクスのFT-90Hを外して、 そのまま差し換え。 コンデンサーは0,47μFのままだし、 アッテネーターは無いし、、、。 当然ハイ上がりに聞こえるし、 音によっては2つのユニットから 別々に音が出ているのが明らかにわかってしまう。 このままで良い筈が無いが、 ネットワークをどうしたら良いか?。 イマイチわからない。 でも、音の質自体は、なかなか良さそうである。
最近歳のせいか、音量が上がらない。 最近、と書いたけど、実はかなり前からそんな感じなのだ。 ただでさえお疲れ気味なので、 この上音で疲れたくない、という 正直な体の反応なのだろうか?。 まぁー、専用ルームならいざ知らず、 一般家庭の片隅でやるオーディオには 何かと限界がある。 こっそりと鳴っているオーディオも、 それはそれで良い。 いつかお部屋を作って、と言う気はあるが、 当面やるつもりは無い。 素直に金が無いと言え、と言われると その通りです、としか言い様が無いが あってもやらない。 何故かと言うと、やっぱりまだ子供も小さいし、 おとーさんは直ぐそばにいた方が良い。 僕なんか意志が弱いから、 専用ルームなんて造った日には 絶対閉じ篭りぱなしになる。 今それをやってはいけない。 だからやらない。 でも、その内おとーさんは邪魔者扱いになる。 どっかに行っててくれ、と言われるに違いない。 そーしたら、晴れてお部屋を作ろう。 そう考えると、なるべく早く嫌われるように努力した方が良い?。 いやいや、急がなくてもうっとうしがられる日は直ぐだ。 オーディオは人を待っていてくれると思うが、 子供の成長は待ってくれない。 だから、今は少々邪魔されても我慢しよう。 でも、時々真剣にむかついて、 ヘッドロックをかけてしまう私は、 やっぱり人間が出来てません。 (笑)
友達一家が遊びにやって来た。 その友達とは、三月の日記にも ちょっとだけ登場した、 会社の元同僚だ。 彼は身近なところでは 稀少価値のあるオーディオマニアで、 クオードのアンプでタンノイのスターリングを鳴らしていたりする。 で、その日はエレキットのTU-870を持ち込んで来た。 (退職記念に、皆でプレゼントしたのだ。) で、さっそく試聴。
スピーカーはネッシーの方を選択。 いざ、音出し。 、、、なのは良いが、ハムが凄い。 彼曰く、 「普段から少しなら出るけど、これは変だ。」 との事。 左チャンネルから、"ブーン”と 最近ではなかなか聴く事の出来ないノイズがする。 持ち運んだことでトラブル発生?。
諦めてそのまま聴く。 ネッシーは能率が高いので、 パワー不足などと言う事はなく、景気良く鳴る。 ついでに、残留ノイズみたいなのも目立ってしまうが それは仕方の無い事。 しかし、やっぱり制動力不足?。 そもそも、長大な共鳴管をコントロールするには 不向きなアンプなのだろう。 密閉か、それに近いダンプドバスレフの方が向いているかもしれないねぇ、 などと言いつつあれこれ掛ける。
不充分だったせいもあったみたいで、 時間が経つにつれ、しっかりした音になって来た。 やっぱり使いこなしはマジメにやらなければいけない。 最後にルービンシュタインのショパンを聴いたが、 これなんか実に良い感じで鳴った。 ピアノのハンマーのフェルトの厚みが伝わって来るような音。 手持ちの装置では、これがなかなか出せないで 今日に至っているのだが、 何とこのアンプ、あっさりそれを成し遂げてくれた。(!) ただ、フォルテシモはちょっと辛そう。 そこまで要求しては、いけないかしら?。
仕舞う前に念の為、と別のスピーカー (SONYのSS-V70AVと言う多分サラウンド用のミニスピーカー) を繋いでみたけど ハムは消えない。 やっぱりどこかおかしい。 仕方ないね、と言いながら DATウオークマンを繋いで TU-870経由で そのスピーカーから音を出すと、 これが凄く良い感じ。 音楽が自然に伝わって来る。 思わず二人とも黙ってしまった。 「俺達、普段凄く間違った事してない?。」 と、どちらからともなく笑いが出た。 オチがついた所でビールの栓を抜き、 流れる音楽はそのままにして、 お楽しみタイムへと突入したのであった、、。
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