4月26日

V24Cさんのシェルで、
もう一つ試してみたい事があった。

それは何かと言うとコネクターの交換

このシェルは、基本的には
炭化ケイ素のシェル本体と
アルミ削り出しのクランパーの2つの部品で構成されており、
アームとのコネクターは
ユーザーが自分で用意するのが前提となっている。

今まではテクニカのAT−LH18/occの物。
つまりステンレス製の物を使って来たが、
他の物でも、合えばもちろん使える。

そこで、GT−2000付属のシェルに目を付けた。


このシェルは、アルミ切削で重量13g

シルバーヘアラインも美しい、
いかにも往年のヤマハを感じさせる仕上がりだ。

そして、テクニカのAT−LHシェル同様、
コネクター部が可動式になっていて、
オーバーハングやシェルの傾き調整が行える
構造になっている。

そして、そのコネクター部ももちろんアルミ製

そこだけ外して、コネクター交換


コネクターがステンレス製から
アルミ製に
変わった事により、
まず、軽量化が計れる。

ざっとの勘定で、ステンレス製10gに対して
アルミ製は5gと重量半減
(いずれもコネクター単体重量)

この差は大きい。

アームの負担は軽減されるだろう。

問題は音の変化だが、、。


予想はしていたが、かなり変わる

まず、(聴感上)あたかもハイエンドが伸びたように聞こえる。
華やぎ不足、などと言う事はこれで完全に無くなる。

そして全体に躍動感が出て来る。

この感じはどこかで、、。
と思い返すと、アントレーのアルミシェルの雰囲気だ。
(全く同じには、当然ならない。)

ただ、ちょっと薄味かも?

すっかり普通のシェルになってしまった感があり、
今の気分としては、ステンレスのコネクターの方を採りたい。

だが、本当の事はもっともっと使い込まないとわからない。
あるいは、テクニカのLH−15,13のコネクターだと
また変わるかもしれない。

はっきり言えるのは、コネクター差し換えで
またまた複数の音を楽しむ事が出来ると言う事で、
アナログの面白さ、ここに極まれり、ではないだろうか?。

とにかく、色々な事を教えてくれるシェルである。


アルミコネクター
装着した状態。

左に転がっているのが
ステンレスのコネクター。


右がGT−2000純正
アルミシェル。
華麗な感じが音にも出るシェル。

左はテクニカ
LH−18/occ。

どちらもこの度は
献体にご協力頂いた。


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