11月27日

さて、これは何でしょう?。

わかる人は偉い、、、、。

って事もないけど、、。


11月28日

昨日は謎掛けのような事を書いたが
さすがマニアの皆さん?
一発で正解が、怒涛の様に寄せられた。

そう、これはヤマハのポンセンベイ

もちろん、それは愛称であって、
実際にはJA〜と型番が振られている

当時のヤマハのNSスピーカーシリーズの一員である。

ピアノの響坂からヒントを得たと言う
スチロフォーム製超大型振動坂

強力磁気回路
頑丈フレーム

そもそもがエレクトーン用に開発された物で
昭和40年代前半の普及機種には
随分と採用されていたようだ。


実は今回手に入れた物も、
廃棄するエレクトーンから取り外して来た物。

そんな事が出来るのも、
自分がギョーカイの人だからだが
さすがに二本集めるのには時間が掛かった

と言うのも、当時のエレクトーンも
ほとんど廃棄済みで、昨今なかなか出物が少なかったのだ。

一本は1年以上前に捕獲してあったが
残る一本がやっと手に入ったので
ここにお披露目とさせて頂いた。

よく見ると、
一本はJA5101であり、
もう一本は5101Aである。

どこか微妙に違うのだろう。


ま、そこまで気にしていたら始まらない?。

二本並べる
大きさもひとしお、、。

いや〜、凄いわぁ〜、、、


11月30日

ところで、ポンセンベイと言えば長岡鉄男?。

「日本オーディオ史」にも取り上げられてるし、
現役時代は積極的に自作に使われていた。

下の2枚の写真の内
上はスイングジャーナル’71年11月増刊
モダンジャズ読本’72より。

下はステレオのすべて’74より。

どちらもポンセンベイJA−5004ユニットを使った
平面バッフルスピーカーだ。

’71年製作の記事ではツイーターにコーラルFLAT−5
’74年の方ではフォスターFE−103
それぞれあてがっている。

どちらの製作記事でも
打楽器の歯切れの良さ、
ヴォーカルや弦の朗々とした鳴りっぷりを評価されていた。

高調波歪が多いのだが、
それが音の楽しさに繋がっているようである。


付け加えるなら、このユニットをバスレフ、密閉で
使おうとすると
、実に物置くらいの大きさの
マンモスキャビネットが必要
との事。

頷ける話しではある。

それにしても、長岡先生
さすがに若い、、。


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