さて、これは何でしょう?。
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って事もないけど、、。
昨日は謎掛けのような事を書いたが さすがマニアの皆さん? 一発で正解が、怒涛の様に寄せられた。 そう、これはヤマハのポンセンベイ。 もちろん、それは愛称であって、 実際にはJA〜と型番が振られている。 当時のヤマハのNSスピーカーシリーズの一員である。 ピアノの響坂からヒントを得たと言う スチロフォーム製超大型振動坂。 強力な磁気回路。 頑丈なフレーム。 そもそもがエレクトーン用に開発された物で 昭和40年代前半の普及機種には 随分と採用されていたようだ。
廃棄するエレクトーンから取り外して来た物。 そんな事が出来るのも、 自分がギョーカイの人だからだが さすがに二本集めるのには時間が掛かった。 と言うのも、当時のエレクトーンも ほとんど廃棄済みで、昨今なかなか出物が少なかったのだ。 一本は1年以上前に捕獲してあったが 残る一本がやっと手に入ったので ここにお披露目とさせて頂いた。 よく見ると、 一本はJA5101であり、 もう一本は5101Aである。 どこか微妙に違うのだろう。 ま、そこまで気にしていたら始まらない?。
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大きさもひとしお、、。 いや〜、凄いわぁ〜、、、。
ところで、ポンセンベイと言えば長岡鉄男?。 「日本オーディオ史」にも取り上げられてるし、 現役時代は積極的に自作に使われていた。 下の2枚の写真の内 上はスイングジャーナル’71年11月増刊 モダンジャズ読本’72より。 下はステレオのすべて’74より。 どちらもポンセンベイJA−5004ユニットを使った 平面バッフルスピーカーだ。 ’71年製作の記事ではツイーターにコーラルFLAT−5を ’74年の方ではフォスターFE−103を それぞれあてがっている。 どちらの製作記事でも 打楽器の歯切れの良さ、 ヴォーカルや弦の朗々とした鳴りっぷりを評価されていた。 高調波歪が多いのだが、 それが音の楽しさに繋がっているようである。 付け加えるなら、このユニットをバスレフ、密閉で 使おうとすると、実に物置くらいの大きさの マンモスキャビネットが必要との事。 頷ける話しではある。
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さすがに若い、、。
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