10月27日

ISODA&オーディオクエスト
SPケーブルは、結局お買取りさせて頂いた。

晴れて自分の物となったので、
さっそく手を入れた


と言っても大した事ではない

このケーブル、両端にYラグが取り付けられていた。

特にSP端子側などは大変便利なのだが
アンプ側は(自分の手持ちのアンプにとっては
都合が悪い

せっかく格好良いYラグが付いているのに残念だったが、
とにかくこのままだとA-10Type3やHMA-9500では
ほとんど点接触に近い。

なので心残りだったが
切り落として普通の状態に端末変更。


ISODAもクエストも
それぞれ個性的なケーブルなので
撒き付けにはコツが必要だが
まずまず綺麗に収める事が出来るようだ。

プリ→SP間にはHMAー9500が繋がれていたので
それで試してみた。

さり気なく音出し


端末を綺麗に納めただけ
みたいなつもりだったので
そっぽを向いてCDを流していたが
何か音が変だ?

いや、変といっても悪いのではない
良い”のである。

椅子がグラグラ揺れるので
地震?”と立ち上がったが
そんな事は無い。

そう。何と音質改善でベースやバスドラのアタックに合わせて
椅子が揺れ始めていたのである。


嘘でしょ?、と言われそうだが
嘘は書かない

第一一番泡を食ったのはよっしー本人である。

姿勢を正してSPに対峙してみる。

すると音は著しく良くなっている。(!)

何と表現したら良いのだろう?。

全ての音のピントがキチンと合ったとでも言うのだろうか。

それからすると、ここ数日聴いていた音は
ピンボケも甚だしかった事になる、、、。

やはり接点の問題は、軽く見てはいけない?。(汗)

それにしてもHMA+ロジャースでこんなに引き締まった音が聴けるとは
想像もしなかった。

惜しむらくは、もう少し緩んで欲しい箇所がある。

たおやかに鳴る中低音

全体のクオリティーはそのままで、それさえ得られれば
言う事は無い。

しかし、半年前は“HMA+ロジャースは
美しいけどまるで締まりの無い音”と
嘆いていたのは誰だったっけ?。(笑)


10月22日

さてさて、SPケーブルの研究?だが
こちらも水面下で続いている

最初はキャプタイヤISODA&オーディオクエスト
一騎討ちのはずだったのだが
JA−S71やらM−22絡めてしまったのが
運の尽き?。

ますます持ってスクランブルテストの様相を示し始めて来た。


とにかく、キャプタイヤからこのケーブル
(ISODA&クエスト)に換えると
音はガラっと変わってしまう

これだけ変わるという事は
過去のパワーアンプの評価も変わってしまう可能性がある。

そこでHMA−9500登場

以前ロジャースに組み合わせた時
夢見るように美しい音だが
明らかに柳腰好みに合わず
という判断を下したが
今となるとどうだろう?。

悩んでいても始まらない。

さっそく引っ張り出して来る


ヒートアップして音出し。

「、、、。」

ありゃりゃ、予想はしたがキャプタイヤを使った時とは
まるっきり違う音になってしまった。

何というか、これはやはり第一級の音である。
(自画自讃)
好みの違いはさて置くと
本格的パワーアンプの音と言って良いだろう。

これ見よがしの部分は無いのだが
実にまじめな音がする。
正統派だ。

車で例えればドイツ車の乗り心地

キッチリカッチリしていて
呆けた所は微塵も無い。

立派


立派は良いが、ちょっとマトモ過ぎてつまらない?。

などと贅沢な事を考えて再びM−22に火を入れる。

音を出してみると、やはり丸っきり違う世界が展開する。

何ともたおやかで、スケールが大きい。

鳴りっぷりが良いと言っても良い。

かと言って荒い音とは程遠い。

実に女性的なルックスのアンプ
それが音にも現われていると言えるが
貞淑さの影に魔性が魔性が潜む、みたいな所があって
奥深い。


しかし、これはいよいよ困った事になった。

あれも良い、これも良いは幸せだが
選択に迷う

ここで、一応本命のはずのA−10Type3戻る

音を出してみると
やはりこれはこれでHMA−9500とも
はたまたM−22とも違う世界が展開する。

一種独特のA−10ワールド

アンプが、スピーカーをドライブしてやろう
意気込んでいるのが伝わって来る。

ちょっと固さはあるが、気分壮快

M−22やHMA−9500を30代、40代だとすると
A−10は20代かもしれない?。


ここで念の為と、ケーブルをキャプタイヤに戻して
各種アンプを聴いてみる。

結論から言うと、ちょっともう後戻りは出来ない感じだ。

ただし、キャプタイヤよりISODA&クエストケーブルが
勝っているという言い方は正しくないと思う。

キャプタイヤは、何というか非常に癖の無いケーブルである事も
同時にわかった。

キャプタイヤを使っている時はアンプからの信号が、
何の抑制も無くスピーカーに流れ込んで行く感がある。
(それでスケール感のある鳴り方になるのかな?)

SODA&クエストのケーブルだと
品位の高さはさて置いて、どこか蛇口を調整して
流しているような感じがある。
(何というか、矯正下着を着けた女性を想像したりもした)

もちろん、それが成功しているから良いのである。
何事も結果オーライ
芯線の数や太さ、あるいは価格では
単純に計れないところにケーブルの面白さがあるみたいだ。






今のところの結論じみた事を言えば

最も壮快に鳴らすならA−10Type3を。

派手さをやや押さえて、本物の味わいを楽しみならHMA−9500を。

時には呆けて音に身を委ねたいとなればM−22を。

それぞれ選べば良いと言う事だろうか?。

ケーブル選びのはずが、パワーアンプ選びに摩り替わっていた?。

本末転倒みたいだが
これもロジャースに高品位のケーブルが接続された状態だからこそ
実現出来た、オーディオ酒池肉林の世界なのである。

しかし、パワーアンプの差し換えというのは
カートリッジ交換みたいには手軽にいかない

どーしたら良いのだろう?。


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