10月8日

KiraさんlimitedさんY31さん
(アルファベット順)来訪

複数の方にお立ち寄りいただくのは初めての事。
まさに、よっしーの部屋へようこそ!である?。

アホな前振りはさて置いて、
なかなか楽しい一日でした。

主たる目的は、もちろんY31さんご自作
砲金ターンテーブルシートの拝聴。

まずはそちらのお話から、、、。


前回自分だけで拝聴した時から
あれやこれやで1週間が過ぎてしまい、
拝聴記も中途半端になってしまっていたが
今回はその分も取り返そう
耳の数は一気に4倍
なかなか厳密な試聴が出来た(かな?)。

結論から言うと
やはり音の立ち上がり立下りが良くなるのは
間違い無かったようだ。

もちろん、どんなソースでも聴き込めば違いはわかろうが、
特にわかりが良いのはアタック音の多い物。

例えばバスドラの圧力などは向上。
空気の押し寄せ方が違って来る。

立ち上がりだけで無く立下りも向上するので
空気波が数珠繋がりになってしまうなどと言う事も
もちろん無い


なお、上記試聴に際しては
プレーヤーはGT−2000に固定。
比較したシートはJP−501
プリはPRA−2000
メインは最初はHMA−9500U改
途中から金田式アンプ
スピーカーはネッシーU改を使用した。

GTプレーヤーのアームは、当初YSA−2を併用するはずだったが
調子がイマイチなので断念。
カートリッジはZYX、そして久々L−1000を使用。

違いを見つける目的には
この場合ZYXよりL−1000の方が、やや優位だったようだ。

SP−10Uに載せた場合の変化については
日を改めて再度よっしーが探求させていただく事になる。

GTの方も、出来ればYSA−2にも参戦して欲しいものだ。


お久し振り
MC−L1000

ボディのゴールドカラー
砲金のゴールドと
良くマッチしている?。


シートについては以上だが、
勿論そればかりをやっていた訳では無く
あれやこれやの一日でした。

例えば、、
@金田式アンプの拝聴。

当たり前の音が当たり前に出る
と言った感じのアンプだが
厳しいソースに出くわしても
決して破綻するという事が無く
これからすると我が家のHMA−9500U改は
時にヒステリックに叫んでしまっている
捉える事も出来そうだ

今回は諸事情でPRA−2000経由の音を聴いたが
プリ段から、ピュア金田式で拝聴したらどうなるか?。

それは又の機会のお楽しみ

A久し振りにV24Cさんの自作シェルも拝聴。

ダイナベクターDV−507を引っ張り出して
23gタイプDL−103SLを装着して拝聴したが
これはやっぱり怪物シェル
ちょっと市販のシェルでは聴けない音になる。

問題はやはりアーム?
30gオーバーの重量をこなせるアームが
どうしても必要。
そこまではちょっと、、という方には
18gタイプ、あるいは20gタイプもあります。
(頒布ご希望の方は10月12日
申し込み締め切りとなるそうなので
ご注意のほど、、)

Blimitedさんが山程のカートリッジ
持って来てくれた。

この日は氏が午前中のみの参加だったので
ほんの一部を拝聴するに留まったが
さすがMMの魔術師?
ボディ+針の組み合わせによる音の違いを披露して
一同を楽しませてくれた。
こーゆー体験をすると、
やっぱりMMって楽しいなぁ〜”と思ってしまいます。
時間切れが何とも残念。
今度はまたゆっくりと、、、。


と、まあ盛り沢山の一日でした。
皆様お疲れ様でした。
Kiraさんにはロジャースを楽しんでいただけたでしょうか?。
途中でやってしまった、
宇多田ひかるによるロジャースの限界性能を探る旅
ちょっと喧しかったですね。
反省しております?。(笑)

皆様これに懲りず、ぜひ又ご来訪の程
よろしくお願いいたします〜。

10月9日

閑話休題
久し振りにジャンクのお話し。

ついこの間、ビクターJA−S71という
古いプリメインアンプを捕獲して来た。

このアンプ、どんな物なのか?と言うと
発売は’76年(あるいは’75年だったか?)
当時84、800円70W+70W

JA−Sシリーズは1131517191
とラインナップされていて、71は上から数えて2番目の
ランクの製品。
(余談だが、後に突然変異S41と言う
前後2電源搭載の名器が生まれ
S51より価格が安かった事もあって
51は早々にディスコンになってしまった。)

実は僕の最初のアンプ
JA−S31だったのである。

よってこの時のJA−Sシリーズには
個人的に特別の思い入れがある。


やって来ました
JA−S71

おお、懐かしいデザイン

ちなみに上に乗っている
CDプレーヤーは
知人のために捕獲した物。


当時はオーディオ全盛期だった事もあり
このJA−Sシリーズも片っ端から
テストに掛かっていた


暇な中学生だった僕は
雑誌の記事など暗記するほど繰り返し読んでいたが
それによるとJA−S71シリーズ随一のパワフルサウンド
まるでベールをマイナス1枚被せたような、、”
長岡氏が評したアンプであった。

“ベールをマイナス1枚被せたような、、”とは
いかなるサウンドか?。

耳年増の中学生マニアとしては
気になって仕方ない

だがしかし、ただの一度も実際の音は
耳にする事も無く
25年の歳月が流れたのである。


後ろから失礼。

入出力はごく普通だが
何故だかプリアウト
二つも付いている。

当然パワーインもあって
セパレートでも使える

インテグレード、
セパレートの切り替えは
リアパネルにあるスイッチ
行うが、これがフロントにあれば
A−10シリーズ並の使い勝手
成立した。


そして四半世紀ぶりに出会う事が出来たわけだが、
まさかいきなり完動品とはいかない

捕獲して帰って来たは良いが
何故だか頻繁にリレーが下りて
(つまり保護回路が働いて)
しまうと言う状態だ。

さてさて、いかがしたもの
と言ってみた所で僕に出来るのは
接点クリーニングだけである。

スイッチ類をガチャガチャやって
セルフクリーニングを試みるが
到底そんな事で解決が付く状態ではない


やっぱり埃だらけ
25年分の垢は凄い。

それにしても
恐ろしく立派なトランス
コンデンサーが目を惹く。

ヒートシンク
実に立派。


いよいよ中を開けての作業となる。

あまり得意ではないが、
まずは筆と綿棒を使って大雑把に埃落とし

次に接点復活材を使って
各種接点のクリーニングとなる。

今回使ったのは
クラモリンのプロテクションという品。

幸いアンプ内部にはかなり余裕があり、
しかも各接点に直接スプレーがし易い作りとなっていたので
実に容易に作業を済ます事が出来た

お陰でガリはあっという間に消えた

驚いたのがボリュームに元からまるでガリが無かった事で、
それもその筈、
アルプス製の立派なアッテネーターが入っていた。

お金を掛けてくれると
音質は元より、耐久力でも差がつくものだ
と感心してしまった。


各種接点のカバー
容易にめくれるタイプだったのは
本当にありがたかった。

写真ではわかり難いかもしれないが
マイナスの精密ドライバー
簡単にめくる事が出来る

どんなに優秀な復活材も
患部に届かなければ
効力を発揮出来ない。


さて、いざ音出し。

結果は?

それについては又。


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