9月30日

2ヶ月も封印したままだった、
サエクのセラミックシェル
ULS−3Xをデビューさせた。

色々なカートリッジを
とっ換えひっ換え付けてみるつもりだが
まずはMC−L1000で試す事にした。

なぜかと言えば、同じカートリッジで
二つあるのは、これ位しかないからだ。

内一つはPH−L1000に固定されている。
それはそのままでOK。
GT−2000YSA−2に付いていた方を外して、
ULS−3Xに取り付ける事とした。


カートリッジの付け替えと言うのは
出来ればあまりやりたくない作業で、
どうも、僕なんか針を飛ばしそうで恐い。

しかし、やってみるとULS−3X
カートリッジの取り付けも容易な方で、
良く考えられた作りである事がわかる。

シェル付属のリード線も、パッと見はか細く頼りなさ気なので
使おうかどうしようか迷ったが、取り敢えず純正品と言う事で使う事にした。
やってみると、これも取り付けが容易
なお且つ色合いが美しい。

細部に渡り、気のきいた製品であった事が
改めて良くわかる。


ところで、ULS−3X自重18g
PH−L1000も16gある。

これにMC−L1000(10,5g)を取り付けると
それぞれ、計28,5g、26,5gとなる。

これはかなりの重量で、アームによっては
バランスが取れない。

KP−9010のアームは、27g位までなら
対応可能だが、それ以上は無理。
つまりMC−L1000+ULS−3Xは使えない。
そこで、やっぱりアームのお尻に10円玉を貼ってバランスを取る事にした。

GT−2000の付属アームは33gまで対応可能なので、
これはこのままでも大丈夫。

と言う事で前日あれこれセットして、
翌日は楽しい試聴会。

、、、の筈だったが、これがそうは行かなかった


翌日の音出し。
新しいパーツが加わった時というのは
嬉しさが先に立つもので、
僕なんか何を聴いても良く聞こえてしまう。

9010にL−1000+ULS−3Xを取り付けて
ご機嫌な気分でレコードを聴いていた。

しかし、しばらく経つと何か妙な事に気がついた

「?」。

何だか音が揺れている?

良く見れば、アームが所によりブルブル震えているではないか。

これはいけない。安直にアームに重量付加したものだから
共振が起きてしまった。

そこで、アームのお尻に付ける10円玉の数を加減してみるが
どうしてもダメ。

うむむむむ、と取り敢えずKPの方はあきらめて
GTのノーマルアームに取り付けてみる。

こちらもウエイトはアームパイプの後端ぎりぎりとなり、
見るからにあまり宜しくないが、一応対応可能な重さの範疇

だから大丈夫だろうと思い針を降ろすが、
やっぱり同じ事が起きる。
(ただ、KPの時ほどひどくは無い。)

あららら。これは困った

ここで、カートリッジを疑い始める
ひょっとして、寄る年波で一個はダンパーとかがおかしくなったか?。

かなり青くなる。

そこで2つのカートリッジとあっちのシェル、こっちのシェルと
交互に付け替えての比較検査となってしまった。

こうなると音どころの騒ぎではない



とにかく美しい
(自画自賛?)
ULS−3Xのホワイトも、
PH−L1000のブラックも、
MC−L1000のゴールドボディが
良く映える。

甲乙つけ難し。


取り敢えずここ迄です。

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(10月1日 UP!)

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