10月1日

さて、カートリッジを疑い右往左往。
(かなり蒼い)
あれこれやっている内に、GT−2000の
ノーマルアームでは、“ブルブル”は無くなってしまった

「?」。

いじっていた所と言うとただ一つ、シェルへのカートリッジの取り付け位置だけ。

UCL−3Xは、カートリッジ取り付けのためのネジ穴が
シェル本体に直接切ってあるタイプではないので
付けて、外して、を繰り返している内に
微妙にカートリッジのポジションが変わって行ってしまう

それで解決?。

どうやら、絶妙の確率で思いっきり振られやすい
ポジションに収まってしまっていた
としか考えられない。


理由はなんであれ、共振は消えた
だから、試聴。

GT−2000+ULS−3X+MC−L1000で聴く。

「う〜ん、良い感じ。」、と一人で喜ぶ。

なかなか艶やか
サエクのシェルについても、賛否両論あるので、
嫌な癖が出たら困るな、と思っていたが、
取り敢えず大丈夫な様子。

一通り聴いた後で、PH−L1000+MC−L1000も聴く。
これも結構。

ただ、ちょっと淡白。
ULS−3Xに付いた物と比べると、もう少し油が欲しい感じに聞こえる。

音像がキリリと引き締まってくれるのは良いのだが、
引き締まりすぎて隙間風が吹く感じがある。

実は、この感じ、KP−9010に取り付けて聴くと、
いっそう強調される。

それが本物なのかもしれないが
ちょっと食い足りない感じに聞こえるのは事実。

だから、GT−2000+YSA−2+MC−L1000で使っていた時から、
そちらの方をよく聴いていた。

プレーヤーが変わってもその印象は残っている。

それでも、KP−9010に取り付けた時の音よりは親しみが持てる。
これはGTのノーマルアームのキャラクターも絡んでいるのだろう。


GT−2000のノーマルアームを引っ張り出したのは
実に何年振り?

このアームは今一つ、とYSA−2が入った事を幸いに
ほとんどお蔵入りにしてしまっていた。

考えてみると、随分失礼な話しだ。

今回久し振りに使ってみて、
充分やるもんだ、と感心した。
(これもまた、随分な言い草だが)

個人的には、相変わらずキャラクターは感じる。
高い方に、ちょっと必要以上に華やぎがあるし、
低音域も、やっぱり演出過剰?

でも、これだって好みその時の気分に合えば
それはそれで、良いもんだ。
(僕なんか、贅沢言ってはいけません)

そして、色々な意味で扱い易いのもありがたい

あとは少しの対策で、より好ましい音へ
持っていけたらいいな、と思う今日この頃ではある。


本日大活躍の
GT−2000ノーマルアーム付き

写真ではMC−L1000+
PH−L1000が付いている。


10月11日

GTの方は一応収まりがついたので
KPの方でも使えるようにしよう
調整続行。


要らぬウエイト(10円玉)は取り去り
カウンターウエイトを可能な限り下げた状態
(この時ゼロバランスは取れていない)
針圧を少しづつ掛ける。


針圧目盛0,9gの位置で1,5gの針圧が掛かる事を
電子針圧計で確認。


これで試聴。

、、、。やっぱりダメ
アームが震える

結論から言うと、取り敢えずこの組み合わせはボツ
そもそもが不適切な取り合わせなのである。

もう少し遊んでみても、と思ったが
時間の無駄であろう。
そんな時間があったら、
他の事をした方が実りがある?


KP-9010に収まった
MC-L1000+ULS-3Xの図。

格好は良かったんだけどね、、、
残念


さて、僕が取り止めもない遊びをやっている内に
掲示板にもたびたび書き込みを頂いている
V24Cさんからメールが届いた。

なんと、かねてから作製中であった
ヘッドシェルが完成したとの事。

どんな物なのかは、こちら!


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