(かなり蒼い) あれこれやっている内に、GT−2000の ノーマルアームでは、“ブルブル”は無くなってしまった。 「?」。 いじっていた所と言うとただ一つ、シェルへのカートリッジの取り付け位置だけ。 UCL−3Xは、カートリッジ取り付けのためのネジ穴が シェル本体に直接切ってあるタイプではないので 付けて、外して、を繰り返している内に 微妙にカートリッジのポジションが変わって行ってしまう。 それで解決?。 どうやら、絶妙の確率で、思いっきり振られやすい ポジションに収まってしまっていたとしか考えられない。
だから、試聴。 GT−2000+ULS−3X+MC−L1000で聴く。 「う〜ん、良い感じ。」、と一人で喜ぶ。 なかなか艶やか。 サエクのシェルについても、賛否両論あるので、 嫌な癖が出たら困るな、と思っていたが、 取り敢えず大丈夫な様子。 一通り聴いた後で、PH−L1000+MC−L1000も聴く。 これも結構。 ただ、ちょっと淡白。 ULS−3Xに付いた物と比べると、もう少し油が欲しい感じに聞こえる。 音像がキリリと引き締まってくれるのは良いのだが、 引き締まりすぎて隙間風が吹く感じがある。 実は、この感じ、KP−9010に取り付けて聴くと、 いっそう強調される。 それが本物なのかもしれないが、 ちょっと食い足りない感じに聞こえるのは事実。 だから、GT−2000+YSA−2+MC−L1000で使っていた時から、 そちらの方をよく聴いていた。 プレーヤーが変わってもその印象は残っている。 それでも、KP−9010に取り付けた時の音よりは親しみが持てる。 これはGTのノーマルアームのキャラクターも絡んでいるのだろう。
実に何年振り?。 このアームは今一つ、とYSA−2が入った事を幸いに ほとんどお蔵入りにしてしまっていた。 考えてみると、随分失礼な話しだ。 今回久し振りに使ってみて、 充分やるもんだ、と感心した。 (これもまた、随分な言い草だが) 個人的には、相変わらずキャラクターは感じる。 高い方に、ちょっと必要以上に華やぎがあるし、 低音域も、やっぱり演出過剰?。 でも、これだって好みやその時の気分に合えば それはそれで、良いもんだ。 (僕なんか、贅沢言ってはいけません) そして、色々な意味で扱い易いのもありがたい。 あとは少しの対策で、より好ましい音へと 持っていけたらいいな、と思う今日この頃ではある。
GTの方は一応収まりがついたので KPの方でも使えるようにしようと 調整続行。 要らぬウエイト(10円玉)は取り去り カウンターウエイトを可能な限り下げた状態で (この時ゼロバランスは取れていない) 針圧を少しづつ掛ける。 針圧目盛0,9gの位置で1,5gの針圧が掛かる事を 電子針圧計で確認。 これで試聴。 、、、。やっぱりダメ。 アームが震える。 結論から言うと、取り敢えずこの組み合わせはボツ。 そもそもが不適切な取り合わせなのである。 もう少し遊んでみても、と思ったが 時間の無駄であろう。 そんな時間があったら、他の事をした方が実りがある?。
掲示板にもたびたび書き込みを頂いている V24Cさんからメールが届いた。 なんと、かねてから作製中であった ヘッドシェルが完成したとの事。 どんな物なのかは、こちら!。
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