10月14日
2000東京インターナショナルオーディオショー
見聞録の後編です。
IMMEDIA(イメディア)の
RPM Revolution。
キャビネットを排除。
(スケルトンを通り越して
ネイキッド)
徹底したリジッド指向。
4種類の剛性の異なる素材を
組み合わせた、多層プラッター。
ルックスも宜し。
220万円。
値段も宜し。
アームのみの単売もあるが
それだけでも48万円。
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これはRPM−1Ti。
IMMEDIAのベーシックモデル。
それでも95万円。
ブラックアクリル樹脂をアルミで
サンドイッチしたボディーが面白い。
今となっては、昔ながらの
木製キャビネットを捜す方が難しい?。
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ウエルテンパードのBASIC。
言わばエントリーモデルなのだが
それでも約40万円。
最高級のリファレンスとなると
120万円也。
一見すると、ただの頼りなさ気な
プレーヤーなのだが、よく見れば
精緻の極み。
興味をそそられる一品。
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こりゃ何だったけ?、と思ったら
コニサー・ディフィニションズの
4,0PHONO AMPの
電源部だけを撮って来てしまったみたい。
本体と合わせて150万円。
ワンランク上の3,0は540万円。
アナログは死なず、は嬉しいが
値札を見るとこっちが死にそうになる?。
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ORACLEのCDトランスポートと
アナログプレーヤーDELPHI MKX
(デルフィ・マーク5)Anniversary。
デザインは勿論、
アルミやアクリル、花崗岩と言った
素材の選択とその加工精度が素晴らしい。
このアナログプレーヤーの
分解図(カタログの中にある)を見ると、
KP1100/9010とどこか通じる物がある事がわかる。
(私見だが)
ところでKPのスケルトン計画はどうなった?、、、。
(自分で突っ込んでどーすんだ?)
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これはちょっと変り種?。
TriのD/Aコンバーター
Luminous1、0.
真空管を使っていて、コンパクトサイズ
と言う所までは、そんなに珍しくも無いが、、、。
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スイッチでアクリルパーツの
外周の色が変えられる。
だからLuminous?。
この機能に何の意味が、、、?。
などと冷たい事を言ってはいけない。
遊び心は何事にも必要。
ただ、自分でお金出して買うかと言うと、、、。
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GOLDMUND様のニューモデル。
(パワーアンプ)
値段を見て驚いて、思わず
モデル名を控えて来るのを忘れてしまった。
MIMESISの29,4(550万円/pair)か
28,4(240万円/pair)のどっちかだった
と思うが、、、。
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同じくGOLDMUNDのスピーカー
FULL EPILOGUE。
1,800万円/pair、、、。
買う人は買う、、、。
多分、、、。
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AyreのCD/DVDプレーヤー/
トランスポーズ。D−1。
色々なバージョンがあるが
これは145万円のDAC内蔵、
映像回路内蔵モデル。
内部の美しさに惹かれて
シャッターを押したが
僕の腕が悪くて上手く写ってない。
残念。
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同じくAyreの、こちらはプリアンプ
K−1x。120万円。
何よりベルトドライブの機械式ボリュウム
(4基の抵抗切り替え式アッテネーターを
連動させる)
が美しく、シャッターを切った。
ただ、上手く写ってなくてゴメンナサイ。
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LUXMANのモノーラルパワーアンプ
B−1。
マルチチャンネル時代に対応。
1台当たりは15万円とお求め易いが
5,1/7,1chとなれば6台、7台、8台と必要。
そーすると、必然的に、、、。
誰のための、そして何のためのマルチチャンネルか?。
皆さん、よ〜くおわかりですね?。
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最後にマッキンのパワーアンプ。
参考出品でMC2102と言う型番が付いていた。
後部中央に電源トランス。その両脇にアウトプット
トランスが居並ぶ様は、精悍の一言。
そして何よりこのガラスパネル。
(写り込みが多くて撮影者泣かせ)
磨くの大変だろうな〜。
良かった、持ってなくて、と負け惜しみを言ったのであった。
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駆け足で走り抜けた
TOKYO INTERNATIONAL
AUDIO SHOW。
せっせせっせと写真を撮って、
君、音の方は聴いて来たの?、
と言われると辛い。
ここだけの話し、音はいつも上の空なのだ。
ただ、同行のM氏が言うには、
「今年はここ数年と打って変わって
“柔らかい音”が主流だったね。」との事。
随分大雑把なまとめ方だが、
そー言えばそーだったかもしれない。
球好きな彼は、あちこちで散見する
真空管アンプの音に耳を傾けていた。
僕はアナログプレーヤーを眺めては涎を垂らしていた。
球、アナログ、の他に印象に残るのは
やっぱりマルチチャンネル。
映像とのドッキングを実施していた所も多い。
本格的なスクリーン、プロジェクターでやっていた所もあるが
薄型TVを中心に置いてやっていた所も多い。
(展示だけで音は出していない例も含む)
後者の方が、日本では現実性が高いだろう。
薄くて、大きくて、軽いテレビが、
早く普及したらいいな、と思う。
ただ、それを中心にマルチチャンネルを組むか?、
と問われると、、、。
僕としては、「よっぽど余裕があればね。」としか言えない。
ま、美しい物いっぱい見せてもらって、ありがとうね
と、それだけは言っておきたい。
インターナショナルオーディオショーのお話は
ここまで。
日記の続きはこちらです。
(10月16日 UP!)
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