1月4日

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願い致します。


年末年始。さすがによっしーもTVを観る。

というか観ざるを得ない。

で、たまに観るとなかなか楽しい

特に面白かったのがドラマの再放送系で
女王の教室
ドラゴン桜
電車男
と言ったところは面白かった。

残念ながら全部を見届ける訳にはいかなかったが
それでもかなり楽しかった。

ある時期を境にさっぱりTVを観なくなってしまった僕だけど
そう言えば昔は随分TVのお世話になったものでした。

さてしかし、せっかく観るなら…ということで
お蔵入りしていたマトリックススピーカーを出してくる。

過去の日記にも登場しているのだが
このスピーカー、おおよそ8年くらい前に製作した物。

FE-87×4本のマトリックスで
TV台の上に載せ、上にTVを載せる形で使う物。

実はこれは改良型であり、原型はFE-87×3本という構成だった。
(基本設計は長岡先生のMX-20AV)

この原型が、音は良かったが
(29インチモニター内蔵アンプでドライブ)
肝心の音の広がりがイマイチ(と感じられた)
ある日「これはユニット3本のマトリックスだから駄目なんで
ユニット4本のピュアマトリックスなら違うだろう

と思って改造をしたのだった。
(単純というか若かったというか…)

さて、3本のセミマトリックスから4本
ピュアマトリックスにしたことで不満は解消されたか?
というと、そんな事は無かった。(涙)

それどころか設計の悪さからF特面も悪化。
これは失敗と思ったものの更に改造する気力もなく
今日に至ってしまった。

相方の29インチが壊れたのを期に物置行きになり
廃棄を待つ身だったのだが
思うところもあって引っ張り出した

余談だが僕は日常TVを目の敵にしているので
リビングの25インチが壊れた時も
これ幸いと買い換えなど考えずしかとを決めていた。

ところがTV大好き人間の父が黙っている筈もない。

親戚からTVを一台貰い受けてきた。

そこまでやるなら仕方ないと諦めの境地である。

マトリックススピーカーの今回のお相手はその中古TV。

さてしかし、このTVには外部SP端子は無い。
オマケに外部出力系は何もない。

仕方ないからヘッドフォンアウトからアイワ製のミニプリメイン
引っ張る。そしてそのアンプでSPをドライブ。

更に余談を言うと、TVの音を良くしたいと思ったら
外部SP端子付きTVを使って何とかするのが一番。
何故って一々アンプの電源を入れるというのは面倒なものなので
結局はプリメインもAVアンプも邪魔になるだけだからだ。

まあ今回はお遊びということで上記接続にした。
これだとTVのリモコン一つで音量の上げ下げも出来るし
通常の使い方に戻すにもヘッドフォン端子から
ケーブル一本抜くだけだ。

ベストではなくても次善の策と言えよう。


さて、久しぶりにこのスピーカーに対峙してみては?

…最初はどうにもいただけない音だ。

これはやむを得ない。
長い間休眠させられていて
突然出向を命じられ、初日から本領発揮しろと言われても困る。

それでも時間を追うごとに音は良くなってくる。

当たり前だがTV内蔵のスピーカーとは雲泥の差

ひとつ取っても凄い違いだ。

そして不本意ながら?採用したアイワのミニアンプには
ちゃんとトーンコントロールが付いているのも幸いしている。

低い方を適度に煽ってやると
良い感じで空気感を伴った低音が聞ける。

この、“良い感じで空気感を伴った…”というところがミソ
ほどほどの気合いとほどほどの音量で付き合う
TY用システムに過剰な表現は却って不自然なのだ。

いや、偉そうな事を書いてしまったが
隠れAV歴は密かに長い方なのでお許し下さい。

(続く)


1月6日

日記に合わせた訳ではないが
これもまた実に珍しく映画館で映画を観てきた。

娘と一緒にハリーポッターだ。

かみさんと長男は既に観てしまったというので
別作品を観た。

久しぶりの映画館。
お正月とあって相当な混雑を予想したが
ピークは過ぎていた様で楽勝観賞♪

しかし、まあついつい画質だとかだとかを
チェックしてしまうのは悲しい性か。

取り敢えず画質も音も問題なし

問題なし、なんて偉そうだけど
個人のシアターでこれを上回る物は
観たり聴いたり出来る時代…という意味くらいにお考え下さい。

ただ、やっぱり映画館で観る映画、というのは
独特の雰囲気があり、
こればっかりは本物の映画館に足を運ばないと
得られない。

(続く)


1月7日

わかったような事を書いてしまったが
今回の映画館なんかもマルチチャンネルにきっちり対応している。

今時の映画館なら当たり前なのだろうが
スクリーン裏には無数のスピーカー
(上映前に説明が流れる)
そして壁にはズラ〜っとエフェクト?スピーカー。

サラウンドはキッチリと、ということで
画像の展開に従って音は縦横無尽に飛び交う。

これぞ映画館?

いや、皮肉を言っているのではない。
本当にこれこそ映画ファンの醍醐味の一つかもしれない。

そして10数年前のサラウンドブーム
(AVブーム?)の時は、映画館のこの音響効果を家庭でも
みたいな感じで喧伝されていた気がする。


これは何度も書いている事なのでだが
TVドラマなんかもサラウンドで観る(聴く?)と
大変楽しい

TVのドラマなんかには一々Dolby何とか…と
クレジットは付かないが
音場はかなり意識されている物が多いというか
ほとんどだ。

CFなんかも位相を上手に弄って加工している物が多いから
サラウンドに嵌るとCFタイムを心待ちにしたりすることがある。

問題は家庭においてのサラウンドとの付き合い方だ。


特に不特定多数の家人が操る事になる
TVの場合、アンプのスイッチ一つ余分に入れる
必要があるだけで嫌われる
というかただのTVとしてしか、結局は使われなくなる

ベストはTV内蔵のアンプを使う事。

だがしかし、SPOUTの付いているTVは少ない。

だから今回もプリメインアンプを使う羽目になっている。

ま、ここまでは仕方ないとする。


次に問題になるのがスピーカー達をどうするか?
という問題。

今回はマトリックススピーカーを持ち出しているが
本当のことを言うとやっぱりリアスピーカー有りのサラウンド
例えばスピーカーマトリックス方式)
の方がサラウンド効果は得やすい

なんだかんだ言ってもスピーカーの数が多い方が
分かり易いサラウンド効果が出る物だ。
(一応経験による)

だがしかし、よっぽど綺麗に処理しない限り
リアスピーカーなども邪魔物扱いされること必至。

配線も含めて綺麗にインテリアに溶け込まないと
これまたいつしかただの置物と化す可能性が高い。

そこでやっぱりマトリックススピーカーに期待するところが出てくる。

フロントのスピーカーだけでサラウンド効果が得られれば
こんなに手間の掛からない事はない。


さて、だがしかし、これまでの経験では
マトリックススピーカーで
リアスピーカーありのサラウンドを越える効果というのは
感じた事がない

もしかすると今回が最後の挑戦ということで
色々試してみようと思う。

1/6現在の状況では
まだまだ自宅のマトリックススピーカーはイマイチという所だが…。

(続く)


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