11月も後半に差し掛かったある日。 かねてより話題の、謙一さんお手製の 重量級スタビライザーが届けられた。 純銅製、重量1キロオーバー。 良かったらお試し下さい、と言う事で そのご好意に甘える事にした。
スタビライザーの効果は明白で、 重心はぐっと下がるし、 細かい音の分離も良くなる。 なお、使用したターンテーブルは、SP−10Uと GT−2000(YOP−1付き)。 両者では問題無かったが、 これくらいの重量のスタビライザーとなると、 場合によっては逆効果になり兼ねないので 注意は必要だろう。
普段使っている、テクニカの AT−618を使用した場合との 違いを見つけてみよう、と比較試聴開始。 「、、、。」 途端に後悔し始める。 スタビライザーによる音の違いなんて、 そんなに容易にわかるものじゃあない。 「うむむむ、、、。」 ここで、ハタと気が付いてテーブルシートを 外して、レコードをターンテーブルに直置きにしてみた。
多少違いがわかりやすい。 言葉にするのが難しいが、 スタビライザーの重量相応、素材相応の違いが 音に微妙に出始める。 ただ、この試聴方法はあまり誉められた物ではない。 さすがにターンテーブル自体の鳴きも気になる。 そこで、と言う事で、先日押入れの奥深くから発掘されるまで 当の持ち主すら忘れていた、メーカー不明の 金属製テーブルシート(重量約2キロ)を載せてみる。
のは言いが、ここまで重量級のテーブルシートとなると 音の方もたっぷり、ゆったり、と言った表現は良いが、 立ち上がり立下りは、はっきりと後退する。 スタビライザーによる音の違い以前に、 そっちの方が気になってしまい、どうにも試聴にならない。
ただ、想像するには、このスタビライザー、 ハード系のテーブルシートとの組み合わせの方が、 より相性が良いかもしれない。 この辺はどなたかのフォロー体験記をお待ちしたいものだ。
謙一さんのご好意で、ご希望の方には モニター貸し出ししてもらえる事になっている。 ご希望の方は、当サイトの掲示板などご利用頂いて 連絡を取ってみて欲しい。 ただ、重量級のスタビゆえ、プレーヤーによっては 不具合を誘発する可能性なきにしもあらず。 トラブルが起きても、そこはそれ、自己責任でとなるので、 それだけはご承知の上でお申し込み下さい。
過ごしてしまったのでした。 謙一さん、ありがとうございました!。 日記の続きはこちらです。 (12月13日 UP!) 一つ前の日記に戻る。 MENUへ。
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