12月6日

11月も後半に差し掛かったある日。
かねてより話題の、謙一さんお手製
重量級スタビライザーが届けられた。

純銅製重量1キロオーバー

良かったらお試し下さい、と言う事で
そのご好意に甘える事にした。


見るからに凄みを感じさせる
重量級、アナログレコードスタビライザー。

純銅製ゆえに、傷も付きやすいし、
変色もしやすい。
しかし、絶えず磨いていたい気にさせる、
不思議な魅力を持った一品だ。


あれこれとレコードを掛けてみるが、
スタビライザーの効果は明白で、
重心はぐっと下がるし、
細かい音の分離も良くなる。

なお、使用したターンテーブルは、SP−10U
GT−2000(YOP−1付き)。

両者では問題無かったが、
これくらいの重量のスタビライザーとなると、
場合によっては逆効果になり兼ねないので
注意は必要だろう。


ここで欲をかいた

普段使っている、テクニカの
AT−618を使用した場合との
違いを見つけてみよう、と比較試聴開始。

「、、、。」

途端に後悔し始める。
スタビライザーによる音の違いなんて、
そんなに容易にわかるものじゃあない

「うむむむ、、、。」

ここで、ハタと気が付いてテーブルシートを
外して、レコードをターンテーブルに直置きにしてみた。


その様な使い方をすると、
多少違いがわかりやすい

言葉にするのが難しいが、
スタビライザーの重量相応素材相応の違い
音に微妙に出始める。

ただ、この試聴方法はあまり誉められた物ではない。
さすがにターンテーブル自体の鳴きも気になる。

そこで、と言う事で、先日押入れの奥深くから発掘されるまで
当の持ち主すら忘れていた、メーカー不明の
金属製テーブルシート(重量約2キロ)を載せてみる。


これで鳴きが消えた、
のは言いが、ここまで重量級のテーブルシートとなると
音の方もたっぷり、ゆったり、と言った表現は良いが、
立ち上がり立下りは、はっきりと後退する。

スタビライザーによる音の違い以前に、
そっちの方が気になってしまい、どうにも試聴にならない


この辺で諦めてしまった。

ただ、想像するには、このスタビライザー、
ハード系のテーブルシートとの組み合わせの方が、
より相性が良いかもしれない。

この辺はどなたかのフォロー体験記をお待ちしたいものだ。


そうそう、このスタビライザー、
謙一さんのご好意で、ご希望の方には
モニター貸し出ししてもらえる事になっている。

ご希望の方は、当サイトの掲示板などご利用頂いて
連絡を取ってみて欲しい。

ただ、重量級のスタビゆえ、プレーヤーによっては
不具合を誘発する可能性なきにしもあらず。

トラブルが起きても、そこはそれ、自己責任でとなるので、
それだけはご承知の上でお申し込み下さい。


謙一さんお手製のスタビライザーと
常用、テクニカのAT−618。

618は発売時期のかなり異なる物
二つ持っているが、ラベルの色は明らかに違う
色褪せとも違うようなので、途中で色が変わった
と見るべき?。

下敷きになっているのが、メーカ―不明の
金属製テーブルシート。

それにしても、昔はこんな物まで売っていたのね、
と言う感じ、、、。


そんなこんなで、又しても楽しい一時
過ごしてしまったのでした。

謙一さん、ありがとうございました!。

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(12月13日 UP!)

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