これが私のオーディオ装置達。
と言ってもこれだけではわかりづらいので、一応以下に詳細を示します。

スピーカー
F−3000 ネッシーU改。
言わずと知れた、オーディオ評論家、長岡鉄男氏の設計。
本物は、氏のVAルーム、方舟に鎮座しているが、全高は2900mmと、これぞ正にトールボーイ。
そのままでは一般家庭には収まらないので、私の物は高さを2350mmに留めている。(それだけで改を名乗るとは不届き千万?)
ユニットはフォステクスFEー208S,及びFT−90H。

プリアンプ

オーレックスSY−77。
今では東芝がオーディオをやっていた事を知る人の方が少ないくらいだろうが、20年くらい前まではオーレックス(Aurex)の名の元、数々の銘器を生み出していた。
特にセパレートアンプに優秀なものが多く、このSY−77も好評を博した一台で、1977年の発売。
その後SY−88.88Λ、88ΛUと発展して行ったが、(SY−99もある。ただし、これは77、88とはランクが又違う)金の掛け過ぎというのが正直なところで、同社がオーディオから撤退する原因を作ったとも言われている。
この77は、つい最近入手したばかりで、喜んで使っている。
MC入力が無いのが残念だが、88シリーズには無いトーンコントロールが付いているのが、個人的には嬉しい。
ただし、デザインはひどいの一言。(笑)

CDプレーヤー。

NEC、CD−10。
NEC も又オーディオから撤退してしまった。残念。
これがNEC最後のCDプレーヤー。発売は1989年で、約一年間で生産完了となったが、流通在庫が結構あったようで、五年くらい前までは新品で入手出来たようだ。私も1994年に購入。
私にしては珍しく、新品での購入。
音は剛直の一言に尽き、好みは分かれるだろうが、主張がはっきりしているところが気に入っている。
中を覗いてみるとなかなか笑える。ICの上にPタイルの小片を貼りつけてダンプしてあるあたりは、アマチュアの自作のノリである。
よりによってNECがそんな物を作っていた事に拍手。
日本電気さん、もう一度オーディオやりません?。

メインアンプ
ローディーHMA−9500U改。

日立がオーディオをやっていた事も、今では過去の話しとなりつつある。
これは日立最後の高級パワーアンプ。
オリジナルのHMA−9500は1977年の発売。
世界初の、パワーMOS FET搭載アンプ。
9500Uは1979年の発売で、9500の強化版。
何より長岡鉄男氏が、17年の長きに渡りリファレンスアンプとして愛用した事で有名で、中古市場でも高値が付いている。第一入手が困難。
私の9500Uも、前オーナーに、手放す時はぜひ、と四年前からお声を掛けさせていただき、やっとお譲りいただいた物。
ただし、その時は電源トランスが片チャンネル死んでいて、故障状態であった。
日立に修理依頼したが、当然パーツが無く、修理不能で帰ってきてしまった。
あれこれ手を考えたが、最終的には(株)フェニックスに特注でトランスを作ってもらい、見事に蘇生。
無事に働いているが、それがアンプにとって幸せかどうかは甚だ疑問。

アナログプレーヤーシステム。

ターンテーブル、テクニクスSP−10U。トーンアーム同EPA−100。カートリッジはビクター
MCーL1000。
以上を21mm厚合板、積層自作キャビネットに収めている。
インシュレーターはオーディオテクニカ製で型番不詳。

表紙へ戻る

掲示板へ